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常識のない喫茶店  僕のマリ

11月に文フリ東京に参加して、せっかく都会にいったんだしと「御書印」参加店に行ってきた。
そのお店は、ブックカフェノームさん(https://www.instagram.com/bookcafe.gnome/)

御書印のスプレットシートを見て、あれこれ検索しながら、ピックアップしたお店。
お昼過ぎにいって、コーヒーとケーキをいただきながら、帰りの新幹線までの時間をすごそう!と思っていったのでした。

そのお店の本棚にあったのが「常識のない喫茶店」
タイトルと書影にひかれて思わず手に取る。そして、コーヒー&ケーキで読みたかったのでお買い上げ。

1時間ほどお店にいて、ほぼ読み終えてしまいました。あまりにも面白かったので、同じ「僕のマリ」さんの続編「書きたい生活」も購入して帰りました。

サービス業のさ「サービス」に甘んじすぎてはいないか

できるだけ「いい客」でいたいと思っている。特に、福祉サービスの利用をしているとそう思う。いい客だからといって、いいことがあるというわけではない。でも、「嫌な客」だとサービス利用している娘に不利益が起こるのではないかと思うこともあるからだ。

また、「できるだけいい人でいよう」と無意識に過ごしていることもある。無駄にヘイトを浴びたくないし、田舎ゆえのへんな噂に上りたくないからだ。できるだけ記憶に残らないような「いい人」つまり「どうでもいい人」になりたくて「空気」を目標にしている。

「すごく気持ちのいい人」と思われたいわけでも「あの人すごく嫌」と思われたいわけでもない。とにかく、記憶に残らない人を目指しているのだ。

マスターが重要視しているのは「やさしさ」や「思いやり」

バイトの面接で「できること」を聞くのではなくて、店の理念やを話したり性格を見るというのは不思議だけど、居心地のいい職場になりそうでいいなと思った。

根底に「思いやり」と「やさしさ」がある人は、何かが起きた時にも誰かの行動を批判はしないのではないかと思う安心感がある。心理的安全性とでもいうかもしれない。

もしかしたら価値観っていうのかな?
1日であれもこれも理解することはできないけれど、根底にあるものの確認ができると、安心できるのかもしれない。

ただ、それはとても難しいことなのだけど…。
それでも、このお店のように働きやすく、お客としても居心地のよさそうなお店はいいなと思った。

自分を棚に上げて「こんな風にはなりたくない」なんて荒んだ気持ちで過ごしていた

「こんな風にはなりたくない」と思い続けていた。だからこそ、自分を無意識のうちに追い込んでいたことは多いと思う。

何かを目標にすることはいいことなんだと思う。
だったら、「あんな人になりたい」と肯定的に思えばいいのだ。でも、肯定的に思えるようになるには、自分を追い込むことを減らすことが必要な気がする。

できれば、肯定的に生きたい。こどもの療育をしているときに「肯定的なこえかけ」というのを意識していた。未就学の時からずっと。否定的な声掛けは危険があるときのみ。意外と、すべてを肯定的な声かけで生活するのは難しい。

でも、いつの間にかできるようになっていた。多分、「子供をちゃんと療育していない親だと思われたくない」という気持ちが大きかったように思う。そうでもしないと、成果が見えづらい療育を続けていくことは無理だった。そんな風に脅迫的に肯定的な声掛けをしていたからか、自分に対して肯定的にふるまうことにブレーキがかかってしまっていた。

そんな障害児の子育てをして10数年。ここ1,2年で、ちょっと自分を肯定的に見始められるようになったかもしれない。「あんな人になりたい」と思ってもいいように思い出した。「どうせ無理」ではなく、あこがれから始められたらと思う。

おわりに

本の帯に「こんな働き方、だれも教えてくれなかった。」とある。
こんな働き方の代表例が「出禁のカードを振りかざす」ではないかと思う。私もその瞬間を目撃したいと思ってしまう(陰から)

出禁のカードをきるのは、従業員を守るためであり、お客様を守るためであり、自分を守るためなのだ。これを、いちいちマスターに確認せずとも切れるというのは勇気もいるし怖いと思う。それでも、そうしてもいい、それを許されているというのはマスターからの信頼だと思う。信頼されるのはうれしい。だからこそ、出禁カードが機能しているのかな。

このお店がどこにあるのかはわからないけれど、こんなお店があるといいな。お店の方もお客も気持ちよく過ごせるような喫茶店でゆっくりしたい。

ちょっとしたモヤモヤを振り切れないときに是非

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