
なんで読んだかと言っても「高殿円さんの本だから」としか…。
でも、今回はもう一つあって、親も子も同世代だから。我が家の息子も高校生。さすがに、都会の高校生と田舎の高校生での違いかと思っていた。でも、田舎の皮膚科でも男子高校生が普通に受診していてめちゃくちゃよく効きそうな基礎化粧品セットを購入しているらしい。(友人談)
友人も高校生の息子を連れて受診していたのだが、それとなく基礎化粧品セットから目を逸らして帰宅したらしい…。
Xで書かれていた母親らしき人達のつぶやきが面白くて、同年代と思しき方々は自分への教えのように受け取ってて…。まさに私もそうなんだけど、「せめて化粧水はちゃんとつけよう」と思ったし、もしかしたら息子が気にしているけど言い出せないのかな?とちょっと思ったりするようになった。
高殿さん父子はほぼ同時期に変化されたそうだけど、我が家はあまり変化はないなー。それでも、10年前と比べて、正確は丸くなった気がする。もっとピリピリしてたもんなー。中堅になってきて、どんどん若い人が入ってくるから今まで通りにはいかないとか、我が子を見ていて思うこともでてきたのかな。
よき中年から、よき老人に変化していきたいものだ。
よき中年になるために、こちらを読んでみられたら(これは私の感想です)➡中年に飽きた夜は 益田ミリ
いいロールモデルがいないっていうのは盲点だった。
たしかに、おばさんのロールモデルはたくさんいるイメージだけど、おじさんのロールモデルって少ない気がする。
すごすぎて「別世界の人」ってロールモデルはあるけど、職場とか近所には中々…。いるかもしれないけど、テリトリーには少ないのかもね。
それに、氷河期世代、忙しい時期だし同窓会とかも心の余裕をもって参加も難しそうだしね。
ちょうど、子供の進学と親の介護が迫ってくるお年頃。
そういえば、女は他人をケアする機会がすごく多いかもしれない。最近は小児科で父親を見ることが増えたので違ってきているかもしれないけれど、氷河期世代以上に限れば、女性がケアする機会が多いのではないかと思う。
子供だったり親だったり…。
それでも、最近は健康診断の結果を以前よりも気にするようになってきた。夫婦ともに。
やはり、若い頃よりもひっかかることが増えてきた。私なんて今年はE判定が、それも心電図ででてしまって焦っている。なんなら50肩(酷めの)になってしまい、左肩はうまく動かない。
身体だけでなく心のセルフケアも大事にしていきたいお年頃。自分を大事にする習慣ができてくると、他人にも優しくなれるのではないかと思っている。実際、自分の体調や機嫌がよければ家族にやさしくなれてると思うから。
これくらい端的に書いてあると安心!
化粧品コーナーにテーブルと椅子があるところなんて社会人になりたての頃しか行ったことがない。今更そんなところに行く勇気もない。近所の田舎スーパーもしくはドラッグストアで済ませている身としては、ここに書いてあるラインナップは安心感抜群なんだ。ただ、無印良品はコンビニでしか買えないけれど・・・(店舗は都会に行かねば・・・)継続するには価格はおさえたいし、買いに行きやすいものがいい。そして、息子には就職後は自分で購入しやすいものがいい。
と思っているのに、現在は吹き出物が多発したときに購入して、めっぽう肌に合った「ファンケル」を手放してくれない。さすがファンケル。
せめて毎日使ってくれればいいんだけど、吹き出物が酷くなったら使い始め、マシになるとめんどくさくて放置するの繰り返し。続ければいいのに…とは思うけれど、継続は何よりも難しいことなので、おまかせしている。
父子がスキンケアをしてくれるといいなー、高殿さんのご家族はどんな感じで始められたのかなーという野次馬ちっくな気持ちで購入したのだが、おじさんたちの立ち位置みたいなものががっちりと解説してあって背筋をただすことになった。そっか…と。
凝り固まった風習って中々かわらないことだから、せめて「かわりたい」「やってみたい」っていうオーラを感じたときには、いや積極的にオーラを拾いに行きたいと思う。やっぱり、スキンケアって言うのは美容だけじゃない奥が深いということがわかったから。
これから親の介護とか自分の老化とかを考えたら「ケア」というものと同居していくことになる。それには「自分のケア」が大事なんだけど、直面すると後回しになってしまう。今のうちにすこしずつ「自分のケア」への目覚めも後押し出来たらなと思う。

自分へのケアに免罪符が欲しい方も是非
