一歳半、三歳児、就学時の健診あたりで、発達障害を疑われて個別に声をかけられるときがあります。 もしくは、医師の診察時に「精神異常」と書かれるショッキングなこともあります(私ですが・・・) そんな時、保健師さんを頼りましょう!
保健師さんは健診後のフォローをしてくれます
前回記事でも「保健師さんと顔見知りになろう!!」と書きました。 自分で、病院を選び、医師と話をして、療育施設を探し、申請・契約、学校とのやりとり・・・。 これを一人でやるのはとてもしんどいです。 なので、自分がわからないこと、腰がひけることは、詳しい人に頼るのが一番です。
でも、ま、ないとは思いますが・・・。他人に丸投げはダメですよ!!
住んでいる地域にもよりますが、発達外来をされている病院や療育施設は限られています。 つまり、地域で行動しようと思うと、あまり選択の余地はありません。 なので、保健師さんも同じことを毎年されているのでよくご存知です。 安心して、頼りましょう。
保健師さんのデメリット、でもメリットにもかえられます!
保健師さんは市の職員です。なので、地元の方がほとんどですよね。守秘義務が課せられているので他人に話すことはされませんが、保健師さん自体に詳しいことは知られたくない!と思われる方もおられると思います。当地域では地区によって担当保健師さんが決まっていました。担当保健師さんは地区外の方々なので変な安心感がありました。
いろいろな理由から「地域で受診したくない」というかたもおられると思います。 そんな時も、その気持ちを保健師さんに伝えるといいです。
特に、家族や祖父母など、身内が気になって近所への受診はちょっと・・・となったりならなかったり・・・。
「そんなわけがない」「育て方が悪いだけ」「責任転嫁するな」「なんでも病名をつけたがる」・・・。 こんなところでしょうか。
なので、地域で専門の病院にかかると駐車場に止まっている車をみつけられたり、通院が知られたりして肩身が狭い思いをする可能性を考えると色々気になりますよね。
自分の思いと、家族の思い、なども含めて相談するといいです。 もしかしたら、他地域の情報があり紹介してもらえるかもしれません。
保健師さん以外にも相談できる人を増やそう!
誰にも相談できず、ネットの前に座るだけでは親がどんどん病んでいきます。 とてもしんどい事ですが、一人で抱え込まず、まずは相談できる人を増やしていきましょう。 保健師さんから医師や療育センターなどを紹介してもらえば、相談できる人が増えます。 相談できる人が増えると、自分の相談しやすい人を選ぶことができます。 そうすれば、入ってくる情報も増えます。
インターネットにも頼って、書籍にも頼って、人にも頼っていきましょう。
私は、最初に相談した保健師さんが療育センターを紹介してくださり、初回は一緒に同行してくださってとても助かりました。
こちらの本が、とても分かりやすく書いてあります。
「生きづらさ」を軽減し、「生きやすく」なるためにどんな支援が必要かが解説してあります。 もちろん、基礎知識や子供との上手なつきあい方、小学校での生活のことなども書いてあります。 本だけを読んで判断してしまうのは危険な事ですが、知識として知っておく事は大事です。
「発達障害」という言葉をきいて「よくわからん」「なにそれ」「なんかこわい」と思われたら いちど、本を読んでみられる事をおすすめします。 案外、「昔のちょっと変わってたあのこ、これやったんやろか?」みたいな感覚です。
診断が出て、もう少し特化して知りたくなったら、いろいろとシリーズの本がでています。 すべてを実践するのはとてもとても難しい事ですが、 1つくらいならできることもあるはず。(毎日はできないと思うけど・・・by心の声)
まとめ
・頼れる人をふやそう!
・自分も知識を増やそう!
・情報を集められる環境をつくろう!