我が子は去年までクリスマスが近づくと荒れ始めていました。どうやらサンタクロースがくるのが怖いそうです。園やイベントでのサンタクロースは怖くないのになぜ?
クリスマス嫌いの謎
華やかに飾り付けされるお店やイルミネーション。クリスマスソングも流れ始め、クリスマス一色になってきました。週末ごとにどこかでクリスマスのイベントがあり、地味に忙しい。楽しそうなはずのクリスマス。
なのに、クリスマスイブになると超怯え始めるのはなぜ!?
特に欲しいものもなかった昨年までは本当にしんどい12月でした。
「何が欲しい?」と聞いても「・・・。」な感じで。でも何か準備しないと・・・。
と思いつつ、「いらんねやったらいいか」と、ケーキのみのクリスマス。
サンタクロースがプレゼントをくれるっていつ覚えた?
そういえば、こどもの多くはクリスマスが近づくとおもちゃの広告とか広げて「サンタさんに○○お願いする」とか言ってますよね。親も「サンタさんに何をお願いするの?」と聞いたりします。我が家では残念ながらこの会話はありませんが・・・。
これって、そもそもいつから子供はおぼえたのでしょうか?特に教えもしないのに「要求する」行為を会得するってすごいですよね。
サンタクロースって何者?
園で12月になるとクリスマス関連の紙芝居や絵本を読んでもらっているようです。そこで色々とおぼえるのかもしれません。ただ、発達凸凹があると何かと不都合もあったりで・・・。夢はないのかもしれませんが、こんな本とかが良かったです。
「サンタクロースっているんでしょうか?」
これは8歳の女の子が新聞社に投書をして、60歳近い論説委員が社説として答えた実話です。子供のための本・・・だけでなく大人にも良い本です。子供が小学生くらいになったら考えても良い本ではないでしょうか?
「サンタクロースになるひ」
サンタクロースになりたい男の子のおはなしです。
クリスマスになるとサンタさんからもらうことばかりを考えがちですが、「プレゼントを配りたい!」と思う子もいそうですよね。サンタさんになるための練習に励む姿もかわいいです。
「サンタクロースをください」
一度は想像したことがある言葉。
サンタクロースがお願いを聞いた舞台裏での奮闘が伝わります。なんだか、クリスマスの絵本は子供用といいながら、結局は大人が一番楽しいかもしれません。
(いや、大人が楽しいと思う本を選んでいるからかも・・・。)
「サンタクロースは余裕のある笑みでプレゼントを配る人」ではなく、いろんな角度からみたサンタクロースを絵本で伝えられるといいですよね。
知らない人が枕元にプレゼントを置きにきたらそら怖いわ
そして、いちばんの恐怖の原因はおそらくこれ。
知らない人が知らないうちに家に入ってきて、自分のすぐ横にプレゼントを置きにくるって、よく考えたら怖すぎですよね。
勝手に他人の家に入ると泥棒と間違えられても仕方ないよと教えているのですが、まさに泥棒の行為と同じなのです。
サンタクロース問題の着地点
もう、小学生になったし「サンタさんに何をお願いする?」とかいうのもあきらめました。クリスマスにはプレゼントがもらえる、で十分です。
サンタクロースは街中で見るサンタ帽をかぶった方々です。
スーパーでもレジにサンタがいるのです!
今年、やっと欲しいものができてクリスマスプレゼントのリクエストがきました。初めてのリクエストでとってもうれしいです。
子供が生まれた時には「サンタさんいつまで信じるかなぁ」「どうやって説明したらいいのかなぁ」「いつまでも信じてたら学校でバカにされるかなぁ」など、色々と夢見ていましたが、結局は悩むまでもありませんでした。
目に見えないものを理解することが難しいこどもにとって、サンタクロースは理解しがたいこともあります。親の望みもありますが、こどもの成長に見合ったクリスマスにしましょうね。