ハナヒラのあたまの中〜少数派の子供達との生活〜

ハナヒラのあたまの中〜少数派の子供達との生活〜

乳幼児健診・就学時健康診断でひっかかったらどうする?いっぱい泣いて、いっぱい悩んで一歩ずつ進んだり立ち止まったり振り返ったり・・・。

就学前は集団療育が必要と思っていたけれど、実際のところ家庭での療育の方が実用的かもしれない。

就学前には「先生の言うことがわかるかな」「授業がみんなと受けられるかな」「集団生活に耐えられるかな」など心配事だらけでした。

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療育センターでやっていたこと

3〜5人の集団療育で、遊んだり、始めの会や終わりの会をしたり、おやつを食べたり・・・などの活動をしていました。

・話始めるときは、相手が自分に気がついてから

 (突然話始めるので、誰に話しているのかわからなかった)

・ゲームにはルールがある

・給食を食べるのもルールがある

(配膳中は静かに待つ、決まった時間まで喋らない・立ち歩かない)

・名前を呼ばれたら、相手の方を見て返事をする

など、集団でうまくやっていくための練習をしていました。

実際、役に立った?

3年も通ったので、多少のことは身につきました。一番は、「話をする相手を呼んで、振り向いてもらってから話をする」ということです。どうやら、いつも自分のことを相手は見ていると思っていたのか、突然話し出すので「誰に」「何を」話しているのかわからなかったのです。(家では私しかいなかったので問題がなかったので気がつきませんでした)

他は、いろんなタイプの子供に慣れたこと。やっぱり、特性がある子が来るところなので、突然大声を出したり、すぐに手が出たりする子が多いです。(我が子は、うちにこもってしまって、自宅で吐き出すタイプだったので、外ではおとなしい子でした。)学校に行き、支援学級に入ると同じような子たちと過ごすことになります。現在、いろんな子がいますが、適当に流して「そんな子もいるんや」とかなりクールな対応をしています。

3年でここまで?と言うのは正直ある

3年も通っていたのに、入学式は不安で仕方なくて翌日から学校に行きたくないと体調を崩してしまうような状態でした。入学に照準を合わせていましたが、何かが足りていなかったと思います。

受け身の療育じゃダメなのかもしれない

言われたことを言われた通りにするのがいいこと?

確かに学校では、先生が言ったことを言った通りにするのが良いことです。そして、時々「自分で考えなさい」となり、「何をしたらいいの!?」となります。

でも、言われたことを言われた通りにして褒められるのって学生の間だけじゃないですか?

って、どこかで思ったのです。先生の言われたことを理解して「正しいことだ」と思って行動している子は問題ないと思います。でも、「先生の言うことは絶対だ!間違うわけがない!」と思って特に考えず言われた通りに行動していたら、後々「指示待ちさん」の出来上がりになってしまいます。

いつかは「自分で考えてやりましょう」になります。最近は、先生が教えるだけの授業でなく、自分たちで考えて準備をしたり発表をしたりする授業が増えています。でも、まだ、小学生の間は先生がリードされていることがほとんどなので「先生の言うことを聞いていたらクリアできる」状態です。

小学低学年。生活する上で大切なことは「食べる」「寝る」

学校生活では色々なスキルが必要です。でも、それを親が教えるのは無理ですし学校を卒業したら無意味なものも多いです。

なので、

生活に絶対必要なことから家庭で教えていくことにした。

まずは、「食べること」

自分で食事ができるようになったら、「食べたいものを選ぶ」ことが必要だと思いました。また、「お腹すいたから早く食べたい」とアピールすることも大事です。待っているだけじゃ出てきません。基本的はご飯の時間が決めていましたが、いつも同じ腹具合ではありません。そのあたりを、家庭で練習していこうと思いました。

もう一つ、「寝ること」

「お母さんがいないと寝られない」だと困るなぁと思っていました。幸い、1歳になる前から祖父母宅に1人で行ったり、下の子が生まれるときに私と2週間近く離れたりしていたので「多分、大丈夫きっかけだけ」だと思っていました。

 

 

3年も通っていましたが、センターを卒業して初めて「本当は何が必要だったのか」がわかった気がしました。言われたことを言われた通りにする練習や、暗黙の了解的なことを学びましたが、成長するにつれて暗黙の了解なんて数え切れないくらい出てきます。それを1つ1つ覚えていくことなんてできません。「なぜ、そうなるのか」がわからない限り不適切な行動が続くことになります。

では、「なぜ、そうなるのか」をわかるようになるには、いろんな経験を積むしかないのです。自分で判断する、失敗する、要求する、拒絶する・・・。とても些細で簡単なことから積み重ねていくのです。子供も、常に「受け身」で生活するのではなく、自分で決めていく必要があるのです。

子供の失敗を横で見ているのは辛いしもどかしいです。でも、失敗をしたことがない、レールを踏み外したことがない、怒られたことがない・・・まま大人になると、1つの挫折で立ち上がれなくなってしまう可能性もあります。

長い目で見ると、小さな失敗を積み重ねることも生きていくのに大きな自信となります。家庭の中で失敗しても、学校で失敗するよりダメージ少ないですよね。ダメージの少ないところでたくさん練習しましょう。

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