幼児期から有料・無料問わず、いろいろな教材を利用してきました。
実際に発達障害児の家庭学習として使っていたものの国語関係をまとめて紹介します。
うちの子にあうからといって、あなたのお子さんにもあうとは限りません。1つの選択肢としてみていただければ幸いです。
Eテレ(教育テレビ)
ことばドリル(低学年向け)
まずは低学年から、Eテレの動画は録画して何度も何度もみました。
「ただ面白い番組」としてみていたので、拒否感は全くありませんでした。
初歩の読み書きに関する言語ルールをテーマにしたコントが面白くてゲラゲラ笑ってみていました。ヨーロッパ企画のメンバーがコントに出演していて、読み書きの失敗をコミカルに見せてくれるのでとても面白くておすすめです。
番組で使われている教材や資料や歌って覚える漢字ドリルのワークシートなどダウンロードして使えます。
嬉しい誤算として、動画のエンディングに流れる「うたっておぼえる漢字ドリル」を聴き続けているうちに漢字が好きになったことです。
ひょうたんからコトバ(小3〜6年生向け)
次に中学年。この番組は当時テレビではやってなくてNHK for Schoolのアプリで見ていました。
ことわざ・慣用句・故事成語などが取り上げられていて、これらの言葉の生まれた歴史や使い方を伝えられている番組です。正直、大人が見て楽しいし勉強になります。
黄色いモヒカンのHIRO―PONさんは、東京オリンピックの開会式でピクトグラムのパフォーマンスをされていましたよ。
わかる国語 読み書きのツボ 5・6年とは?
3つ目に高学年の番組です。こちらはちょっと難しくなります。うちの子は「よみかきの〜つ・ぼっ」っていうフレーズが好きなので見ていたくらいです。ことばドリルやひょうたんからコトバほど見ていません。
ここまでくると、大人のためにあるような番組でした。
子供に国語を教えるって本当に難しいです。特に高学年になるとなおさら。そんな時に、大人がこっそり学ぶための良い教材かもしれません。
ここまでがEテレ(教育テレビ)です。うちの子が見ていないのも多いのでおすすめが難しいのですが他にもよい番組がたくさんあります。ぜひ、無料ですし色々見てみてください。
プリント
ぷりんときっず
ぷりんときっずさんにお世話になりました。
小学校低学年の書取りは、学校の漢字ノートよりもお世話になったと思います。
特にお世話になったのが下記6種類。
漢字は学校の漢字ドリルではなく、こちらのプリントで覚えました。
書き順が数字と矢印で説明してあるのでとてもわかりやすかったです。
- ひらがなの濁音・拗音
- 似ている文字
- 文字入れクイズ
- 長音・促音
- ひらがな「は・を・へ」
- 1年〜3年の漢字
ちびむすドリル
にたようなサイトでちびむすドリルさんもあります。
こちらも書き順が数字と矢印で書いてあるのでとてもわかりやすいです。
私がこちらのプリントを使っていなかったのは「当時、知らなかったから・・・」
DVD
Nikk映像
Nikk映像のDVDを何本も購入しました。病院などで長時間車に乗ることが多かったので、主に車の中で見ていました。気になったときは、車から持って降りて自宅で見ていることもありました。絵に好き嫌いはあるかもしれませんが、うちの子はとても好きでいろいろな教科をお世話になりました。
購入したもの↓
全部並べると結構買ってますね・・・。実はもう1本購入したのですが大外れだったために紹介していません。ちなみに「百人一首」です。親が「覚えてほしいなー」という欲をだすと失敗しますね。反省です。
ことわざや慣用句、四字熟語を購入したのは「意味を理解すること」よりも「こういった言い回しがある」「字面通りに受け取らない言葉がある」ということを知ってほしかったからです。
「意味がわからーん」と言われる前に先手を打った形になります。
また、漢字は書き順が視覚的に学べるのでとてもよかったです。漢字のとっかかりには良い教材だと思います。
問題集
文字だけでなく、できれば言葉も覚えてほしい、さらに文章というか日常会話のやりとりができるようになってほしいという願いがありました。学校の教材では難しかったので色々探しました。その中で、とてもよかったものがあったので紹介します。
出口汪の日本語論理トレーニング1年基礎編
↓こちら、ページ数の割りに高い・・・と思ったのですが、とてもよかったです。
基礎編・習熟編・応用編と3種類あります。余白が多くて問題数が少ないので、うちの子はとても取り組みやすかったようです。また、解答欄も大きくて書きやすいです。応用編は厳しかったです・・・。
国語がとても苦手な方におすすめです!
天才脳ドリル 語彙&表現 初級
こちらは、文章問題ではなくてパズルのような感じのプリントです。レビューでは「簡単」「あっという間にできる」とありますが、これくらいがいい子もいるんです!
それでも、レベル2になると苦戦しました。得意不得意は人それぞれ!
意味からおぼえる漢字イラストカード1年生
漢字を覚えるのに、ぷりんときっずだけでは難しい場合は、大きく書いてあるカードや本が有効です!
1年生はカードもいいかもしれません。2年生になると上・下と2つ買わないといけないので悩ましい・・・。
このカードは、文字、書き順、絵で意味が表してあるので、絵で覚えるタイプの子には有効です。
これでカンペキ!声にだしてマンガでおぼえる 1年生の漢字
おすすめの本はこちら↓
高学年になって漢字の画数が増えると、どうしても線が何本なのか、どこから線がでているのか混乱し始めました。A5サイズいっぱいに漢字がかいてあり、書き順も文字の上に書いてあるので、指でなぞりながら確認できます。
当時私は、すべてコピーして1枚ずつ切り取り、学校の漢字ドリルに出てくる順番にノートに貼るという今からでは信じられないことをやっていました。「自分はできる!」と思ったのか小学校卒業時に漢字検定5級(小学校卒業程度)に合格しました。
たくさん紹介しましたが、小学校は多分これだけで学習しました。
国語はとても苦手で日常会話もおぼつかない・・・。
少しでも、子供が言いたいことを理解したいし、子供が話せるようになってほしい。また、学校で先生が話されることが理解できるようになってほしいと思って学習を続けました。
だから、国語の成績をあげる、国語のテストで良い点をとる、ための教材ではないと思います。
ただ、学び方は人それぞれ。この中のうちのどれかがフィットすることもあると思います。教材探しで困っておられる方の選択肢の1つになれば幸いです。