ハナヒラのあたまの中〜少数派の子供達との生活〜@こたつむり

乳幼児健診・就学時健康診断でひっかかったらどうする?いっぱい泣いて、いっぱい悩んで一歩ずつ進んだり立ち止まったり振り返ったり・・・。

「9歳の壁」ってギャングエイジとはまた違った大変さだと思う。

こんにちは。ちょっと春の気配が近づいてきたこの頃。気候は明るくなってきたはずなのに心は晴れず。なんだか年度末はバタバタ気忙しいですね。

さて、先日とあるセミナーに参加して9歳の壁のことについての話題がありました。昨年ギャングエイジを経験して9歳の壁があるということは聞いていましたが、ギャングエイジほどの破壊力ではなくジワジワくる感じだったので何かわからなかったのです。ようやく「これが9歳の壁か!」とたどり着きました。

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9歳の壁

9歳頃、つまり三年生あたりになると、「差が開くよ」とは聞いていました。入学前から多くのことで「差」があったので、「今更言われてもすでに差だらけだよ」と思っていました。なので、三年生後半になってきて親が説明しにくいようなことでトラブルが起こり始めたのが「差」であり「壁」だと気がつきませんでした。

三年生になって獲得していくこと

三年生あたりになると奥行きのある絵がかけるようになったり、副詞や抽象的な言葉が使えるようになるそうです。

奥行きのある絵は、見えないところを想像する能力が必要になってきます。目に見えないものが理解しにくい特性がある場合とても難しいことです。

副詞とは、その言葉単体では使わず何かを修飾する言葉です。例えば、「すぐに」「たまに」「いつも」などです。抽象的な言葉とは「責任」「しっかり」「平和」など、イメージしにくい言葉です。この言葉を使って子供とトラブルになりませんか?「すぐっていつ?」とか「たまにってどれくらい?」とか「責任を持ってやるって?」とか「しっかりやるって?」・・・。こういった曖昧な言葉を想像する能力が獲得されていくそうです。

【学習面】三年生になって獲得できていないとおこる不具合

わかりきったことですが、教科書を理解しにくくなります。三年生になって抽象的なことを学ぶようになるので、すべての教科書が難しく感じます。直接目に見えないことを想像することが必要になってきます。

テストで「何を問われているか」がわからないことも出てきました。

【総合学習】三年生になって獲得できていないとおこる不具合

「話し合って決める」ことがあります。低学年でもしていたようですが、まだまだ先生主導でした。ただ、学年があがるにつれて児童がしきり、決めて、実行することが増えてきました。この「話し合い」って話し合いのやり方を具体的に説明されずに「さあ、班で話し合って決めましょう」でスタートなのです。空気を読むことができない場合、とても辛い場になっているようです。

「僕の意見が聞いてもらえない」

「どんどん進むから何をしてるかわからない」

「なんか知らないけどすぐ怒られる」

「話し合い」「アクティブラーニング」など、これからどんどん増えていくことが想像できますので、何かしら対策が必要だと思っています。

「話し合いとは何をするものなのか?」を視覚的に説明できるよう考えていきたいなと思っています。

【友達関係】三年生になって獲得できていないとおこる不具合

会話のテンポがどんどん早くなっています。省略される言葉も増えて、今は何のことを話しているのか、誰のことを話しているのかを流れで把握しないといけない場面が増えました。ただでさえ、早い会話は聞き取れないのにそこに省略されている主語があるとちんぷんかんぷん。姉御肌の面倒見の良い子に上から目線で教えてもらっているのを目撃しています(汗)

ただ、そうではない場合「なんか知らないけどすぐ怒られる」状態になっているので、とにかく「誰かいまの状態を教えて」という心の叫びがあるようです。心ではなく声がでると大きな大きな成長かなと思います。

結局9歳の壁って何?

私が感じている9歳の壁は「目に見えない曖昧なもの、抽象的なものの理解」のように思います。三年生になり、聞かれたことに答えにくいものが増えてきました。さいわい国語辞典の使い方を習うので「わからない言葉は辞書で調べよう」と調べていますが、いつもできるわけではありません。そのうち「調べないで!」と言われます。

日常会話まで「勉強」にされるとたまったもんではありません。

発達障害児だけではなく、どの子供にとっても大小差はありますが「壁」になりうるのではないでしょうか?

今、親にできること

「壁だから仕方がない」「そのうちできるようになるから」ということですまない場合、何かしら対策を考える必要があります。

疑問に思っていることを一つ一つ具体的に説明してあげられればいいのですが、私にはその能力がありません。「なんとなく」で生きてきたんだなーと思います。

友達関係の場合、帰宅してから遊びに行くことがほとんどないので学校のみです。なので、学校で行われていてとても苦痛な「話し合い」がポイントかなと思っています。

「話し合い」はこれからどんどん増えてきますので、これがあるから「学校に行きたくない」状態だとどんどん学校へ行けなくなります。これをなんとか視覚化したい!

話し合いのパターンを書き出し、ゴールまでにすべきことをそれぞれ書き出すことができれば、どのパターンの話し合いをしているかがわかるのでは・・・。と思ったり。まずは、何が行われているのかを理解できるようになればいいなと思っています。

 

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まとめ

今までは、「なぜ怒っているの?」「なぜ、学校に行きたくないの?」と疑問だらけ。「わがまま」とか「気まぐれ」とかで過ぎ去っていたことが多かったと思います。かわいそうなことをしたな・・・。

でも、少しずつ理由がわかるようになってきたので対策が打てるようになってきました。完全に思いを汲み取ることはできませんが、訴えてきたことだけはなんとか手助けできればいいなと思います。

 

 

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