ハナヒラのあたまの中〜少数派の子供達との生活〜

乳幼児健診・就学時健康診断でひっかかったらどうする?いっぱい泣いて、いっぱい悩んで一歩ずつ進んだり立ち止まったり振り返ったり・・・。

「だいたい3時におやつ」は3時ジャストではないってわかる?

3時のおやつ。長い針が12にいくのをいまかいまかと待っていますね。でも、外出していたりお昼寝のタイミングだったりで、3時ぴったりに食べる約束ができないときもあります。そんな時「だいたい」という言葉を使います。この「だいたい」と言う言葉、こどもに説明するって結構知恵がいりますよ。

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 だいたい3時はいつのこと?

「3時ごろね」「だいたい3時にね」とおやつの時間の話をします。これは、何時のことでしょう?大体の感覚では2時45分〜3時15分くらいではないでしょうか?もしくは3時〜3時半くらい。あまり、前倒しにはしないかもしれません。

どうして「だいたい」って言う言葉を使うの?

これは、「時間通りにいかなかったときの自己防衛の手段」になるからではないでしょうか?「3時」と約束していて、3時5分になってしまった場合は「あ、約束破った」となりますが「だいたい3時」と約束していれば3時5分は約束破りにはならないでしょう。ただ、そのだいたい」の範囲は時と場所、人によってかわります。

大人は自己防衛がうまくなってますから・・・。

ただ、子供が「だいたい5時から宿題始める」って言った時、5時5分まで待てますか?大抵、5時になった瞬間「宿題!」といってないでしょうか?

私ですか?言ってましたよ〜。でも、「嫌な気分」と言われてからは一生懸命控えています。この「待つ」というのは本当に忍耐力が必要です。

時間で「だいたい」がわかると、量もわかってきます。

この、「だいたい3時」がわかるようになってくると時間以外のこともわかっていきます。小学生になると「給食当番」がありますよね。当番さんは、お椀やお皿におかずやごはんをいれていきます。その時の一人分の量はどうやって決めますか?「だいたい」とか「適当」ですよね。1つ1つ秤で計ったりしませんよね。

このときに、応用できるようになるのです。すぐには無理かもしれませんが「だいたいこれくらい」とみせてもらうと(「だいたい」を強調しながら)、だんだん飲み込んでいきます。

高学年になってくると、給食当番はめんどくさくてできればやりたくない当番ですが、低学年の場合、やりたいそうです。そして、花形は「いれる人」のようです。子供は「肉・魚」係になるととても喜んでいました。

「だいたい」「てきとう」っていう言葉、難しいですよね。

時と場合によって判断しないといけない言葉は難しいですよね。大人だと「平服でお越しください」ってどんな服着ていったらいいの!?っていう感じではないでしょうか?大人でも難しいのです。こどもが言っている「だいたい」「てきとう」は大人から見たら「なんでそんなことがわからないの?」かもしれません。でも、大人とは絶対的に経験値が違うのです。ここは、発達凸凹関係なくフォローしてあげたいところですね。

実際のところ、指示している人も適当なこともありますし・・・。

できれば小学生になる前にわかれば楽!

色々と覚えておいた方がよいことはたくさんありますが、一気には無理です。でも、「だいたい」という感覚は小学生になる前になんとなくでもわかるようになっていると楽なことが多いと思います。

先生の指示は「10時出発!」とあっても、なんだかんだで5分くらい前後するのは日常茶飯事です。それにいちいち反応してしまう発達凸凹さんにとっては辛い毎日です。でも、そこに「だいたい10時!」と少し言葉をつけたすだけで劇的に楽になるのです。特別支援の先生だと理解していただけるのではないでしょうか?(人にもよりますが)

まとめ

発達凸凹さんは、「こだわりが強い」と言われることが多いです。でも、「10時出発!」と予告しておいて10時に出発できなくてグズグズと言い出すこどもを一概に責めることはできないのではないでしょうか?

出発できないのであれば、出発できない理由を説明すればいいのです。でも、暗黙の了解で説明されることもありませんよね。もしくは「見たらわかるでしょ」って感じで。

発達凸凹さんは、暗黙の了解が大の苦手。大多数がわかっていても、本人だけわからずおいてけぼりなことはよくあります。

これらに丁寧に説明があると、発達凸凹さんだけでなく多くの人も楽になるはずです。「多分こうだと思う」状態で行動するよりも、はっきりと教えてもらう方が自信をもって行動できますから。

自分で考えて行動することも学習しないといけないこともわかります。でも、行動の選択肢がまだわかっていない子供に「考えなさい!」と言っても無理があります。まだ、自分で行動できていないと思う時は、いきなり考えさせるのではなく選択肢を提示してあげといいのになぁと思うこの頃です。

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