いじめっ子たち。何かイラついたりムカついたりすることがあって誰かを標的にしたのではないかと思っています。
いじめっ子の母親たち
自分のこどもにどうやって言い聞かせていますか?
小さな田舎まちだったので、学年の母親たちはみんな顔見知り。スーパーは1軒しかなかったので、みんな同じところに買い物に行ってました。母親と一緒に買い物に行くといじめっ子の親子とも出会うわけです。(いじめっ子の母親は我が子がいじめっ子だとは知りません)
ここで、
いじめっ子母「○○ちゃん(私)、ゲーム機家にある?」
私 「持ってない」
いじめっ子母
「☆☆ちゃん(いじめっ子)、○○ちゃんはゲーム持ってないって偉いわ。あんたみたいにゲームばっかじゃないんやって」
のような感じの会話がよくされていました。
他人の子と我が子を公衆面前で比べる
こういった比較は日常茶飯事でなされていました。
これって、比較される子供はとっても嫌な気持ちになりますよね。「お前さえいなければ」っていう感情になっても仕方ありません。
私は先生に怒られることが極端に怖かったので、先生のいうことはきちんと聞いていました。それが「真面目ちゃん」と言われることにもつながりました。真面目ちゃんは親たちにウケがいいのです。なので、その親たちはこぞって自分の子供と比較し、スーパーという公衆面前で披露していたのです。
私の感情
スーパーで知り合いに出会うのがとても嫌でした。でも、母親が買い物に行く時に、家に置いていかれるのも嫌でした。スーパーで、同級生の親に会うといつも私が嫌われる要素満載の会話がされます。大人にとっては、挨拶程度のような気軽な会話かもしれません。自分の子供を卑下して話すのが当たり前のところもありますから・・・。でも、自分の子供を卑下するのに他人の子供を使うのは良くないことではないでしょうか?
使っている人は「すごいことだからいいやん」かもしれませんが、過剰に使うと怒りの矛先がそのこどもに向かうこともあるのです。
私は、本当に嫌でした。
回避の方法
いい子をやめようと思いました
簡単にやめられるものではありません。ただ、ちょこちょこと細工をすることで、自分への言い訳にしていました。
・テストの答えをわざと間違える
・成績を人に見られないようにする
・掃除をしていないふりをする
・わかっていても絶対に発言しない
などです。今から思えば、いじめっ子からしたら余計に腹立たしい行為ですよね。
母親に自分のことを話さないでほしいとお願いした
情報交換などしている母親に申し訳なかったのですが、家のこと、私のことを他の人に話さないようにお願いしました。体力がなかったので早く寝ていただけですが、「テレビ見ないで早く寝るよいこ」となってしまっていましたし・・・。早く寝て褒められるって迷惑でしかありませんでした。私の本音は、仮面ノリダーが見たかったのです。でも、眠気に勝てず見られなかったのです。
親になった皆様へ
よく、「自分の子供と他の子を比べない」や「育児書と比べない」など言われていますよね。自分の子供の劣等感、自己評価の低さが出るだけでなく、比べた相手にも影響することがあります。子供の「いじめ」に加担してしまう恐れもあります。いくら自分の子供を卑下するための内容であっても、他の子を引き合いに出すのはやめてください。