ハナヒラのあたまの中〜少数派の子供達との生活〜

乳幼児健診・就学時健康診断でひっかかったらどうする?いっぱい泣いて、いっぱい悩んで一歩ずつ進んだり立ち止まったり振り返ったり・・・。

療育が終了して2年。今感じていること。

3歳児健診が終了し、保健師さんと話をしたり診断が出たりしつつ近隣で唯一の療育へいっていました。田舎なので選択肢はなくここのみです。ですので、流れ作業のように行き着きました。「療育とはなんぞや?」「目的はなんだ?」など疑問を感じることもなく「ここに行けば何か教えてもらえるんだ」という希望のみ。

小学校入学までの3年間通い、未就学児対象の療育だったので卒業となりました。卒業してからの今の思いを紹介します。

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 療育センターは何をするところなのかピンとこなかった

健診でひっかかったり診断を受けた場合、とりあえず療育センターをすすめられました。ここは近隣の市町村で1つの施設なので、とにかく空きがありませんでした。とりあえず見学や予約をして、空きがで次第通うことになりました。

ただ、「いったらいいらしい」ということはわかったのですが「目的」「理由」などはピンときませんでした。その時には一生懸命説明していただいたと思いますが、もういっぱいいっぱいで頭に入らなかったのだと思います。とりあえず、流れにのっておこうと思い行き始めたと思います。

 

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療育の目的がはっきりしなかった

何のために療育に行くのか明確な目的がありませんでした。

とにかく、園でわからないことを療育センターで練習するような感じでした。お義母さんには「園で生活するための訓練」と話した覚えがあります。(1年以上は黙っていましたが・・・)

「園で過ごすために」という曖昧な目的だったので、ゴールもみえていませんでした。子供と親の関係性や子供と園との関係性よりも、「不適切な行動をどうしたらいいか」にしか目がいってませんでした。

卒業間近になって「目的」が見えた

2年以上を過ごし、就学に向けての話し合いが始まりました。この時に初めて明確な目的を持って療育センターにお願いをしました。

「子供の様子を第三者の立場から学校に説明をしてほしい」

保護者からの意見だけでは納得してもらえません。医師の診断書に加え、療育センターの先生から今までの様子を伝えてもらうようお願いしました。

これから必要なのは「親以外の第三者の意見」だと思いました。

 

療育センターでは育てにくい子供をもつ親同士で慰めあったり励ましあったり、また先生方から多くの話を聞いたり、情報をもらったりしました。3年間の間に、地元で得られる情報はほとんど得ましたし、「これはいい!」というものにも出会えました。

「親以外の第三者の意見」をもらいたいだけなら、療育センターにこだわることはなかったので、前向きに卒業することができました。

⇩⇩⇩こちらの特別支援学校の教育相談にお世話になることにしました。

 

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子供を仲間外れにしない

私が「これはいい!」と思えた「方法?」「やり方?」は「子供を仲間外れにしない」ということをうたわれていました。

・どうせ言ってもわからないし

・早くから言うとうるさいから直前に教える

・放課後デイは決まった時に行くようにする

こういったことをやめていくのです。

 

「言ってもわからない」かもしれません。でも、伝える手段は「言う」だけではありません。「絵」「写真」「文字」など見える形で伝える方法があります。子供が理解できる方法を探っていきました。

 

「早くから言うとうるさいから直前に教える」と、言った直後も暴れますよね。でも、車に乗っている、出発しているので「家から出られない事態にはおちいらない」ということで、こうします。これを、早めに伝えるようにしました。「言葉」ではなく「見える形」で伝えました。

方法としてはカレンダーに家族全員の予定を書いていきました。子供は文字が読めたので、絵カードではなく文字で書きました。最初の数ヶ月はわかっているのかわかっていないのかわかりませんでしたが、1年も経つ頃には必須アイテムになりました。

子供がいやがる「注射」の日もバッチリ書きました。1週間前には書いていたと思います。そしたら、その間にあーだこーだいいますが、悪あがきをしたり諦めたりを繰り返し折り合いをつけていったように思います。

また、外食の日や買い物の日も書きました。楽しみすぎて「今日」と勘違いすることも多々ありましたが、カレンダーを指さすことで「今日ではない」ことを伝えました。

 

放課後デイなどの予定は「毎週○曜日」など決めずに、「いついく?」「ここは行って欲しい」など交渉して決めるようになりました。さすがにここまでくるのに4年ほどはかかっています。自分で決めた予定には怒ることはありませんでした。

まとめ

私たちが通っていた療育は未就学児対象だったのでいつまでも頼ることはできませんでした。だからこそ、「ここからどうしていったらいいのか」を考えることができたのかもしれません。

今思うことは「自分で考え、自分で行動できるようになってほしい」ということです。

療育に行って思いましたが、一つ一つのパターンを全て覚えていくことは無理です。初めてのことにぶち当たることだらけです。それを自分ができる方法でやり過ごしていけるようになってほしいのです。

「宿題」一つにしても、「やる」「やらない」だけでなく「交渉する」という方法を身につけていって欲しいのです。○か×だけではないことをわかっていってほしいのです。

自分で考え、やってみて失敗したり成功したりの経験値をあげていくことが必要です。ついつい親が手をだしてしまいますが、グッとこらえて待ってみます。

 

色々な本を読んで、あれがいい・これがいいといいことがたくさんありました。でも、私にはそこまでできませんでした。小さいことをコツコツと。これが、今の実態です。

最近は自分の意見を言うことも出てきて「成長したなー」と思うこの頃です。

 

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