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ハナヒラのあたまの中〜少数派の子供達との生活〜

乳幼児健診・就学時健康診断でひっかかったらどうする?いっぱい泣いて、いっぱい悩んで一歩ずつ進んだり立ち止まったり振り返ったり・・・。

具体的に伝えよう。「チョットここで待ってて」は伝わる?

こどもに「ちょっとここで待っててね。動かないでね」といって子供から離れる時ありませんか?小さい間なら一緒に入れたトイレでも、小学生前後になり性別が違うと一緒に入るわけにもいきませんよね。そんな時、たいてい「待っててっていったのに〜」ということが起こります。

なぜか動いてしまうこどもの気持ちを考えてみましょう。

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 具体的に説明していますか?

「チョット、ここで待ってて」

これって、よく使う言葉ですが、よく考えたらツッコミどころ満載の言葉じゃないですか?

「チョットって?」

「ここってどこ?」

「待つって何をするの?」

大人からしたら、とりあえず指定の場所から親が合図するまで移動せずにいてくれたらいいのです。これを「ちょっと、ここで待ってて」と表現しています。

具体的ですかね?

「チョットってどれくらい?」

チョットってどれくらいでしょうか?

「チョット話ししてたら長くなってしまった〜」とよく立ち話などであることですが、このチョットは少しというニュアンスではないですよね。「長く」なってしまったんですから・・・。でも、この長くが5分だったとして、1分でできる予定のことが5分になると長くなったことになりますが、5分でできることを5分でしたら長くかかったとは言いません。

つまり、「チョット」という言葉は、その時々で長さが変化する言葉です。状況に応じて想像しないとどれくらいの長さかわからないので、言った人と言われた人では考えにずれがでます。こういった感覚が必要な言葉は発達凸凹さんには難しいです。

解決策は「具体的な時間を伝えること」

○分まで、と伝えるとよくわかります。

「ここ」ってどこ?

ここで待ってて。のココってどこでしょう?

恐らく、今、立っている場所のことだと思います。でも、「ココ」と言われても目線の違いで「ココ」が2人の間でずれることがあります。こどもが移動している!と親は思うかもしれませんが、こどもは「ココ」へ行ったのかもしれません。具体的に「ココ」を説明する必要があります。

解決策「ココ」を見える化する。

リボンやロープで輪を作り、「リボンの輪の中で待っててね」と伝えると、誰が聞いても同じ場所にいるでしょう。

「待つ」って何をすること?

待っている間ってなにをしてますか?人によって違いますよね。スマホを見ていたり、考え事をしていたり、人間観察をしていたり・・・。つまり、「待つ」間、どういう行動をとっていたらいいのか選択肢がありすぎるのです。

解決策「待つ間にすることを決める」

子供が小さいうちは「待つ」間にすることを一緒に決めておくとよいです。田舎の公衆トイレでは、こどもは外で歌っていることが多かったです。あまり人も多い場所ではなかったということもあります。歌っていると、その場所にいるのがわかりますし、声の大きさで「あ、動き始めた!!」もわかります。

○分まで待ってて!と伝えていると思うので、タイムタイマーや時計を持って、それをみて指定の場所にいるようにするのもいいですね。

曖昧な表現はトラブルのもと

生活していると、相手の要求を汲み取って動くことが多いです。また、「空気読めるね〜」ときちんと言葉にしなくても動いてくれる人が重宝されます。

よく「あれをこうして」とか「あれをここにもってきて」など、具体的な言葉が何一つ出てこない会話ありますよね。これって、夫婦間や上司と部下など、相手のことをよく知っていてなんとなく行動がわかる人の間でありますね。いつも一緒にいるとなんとなくわかってくるからです。

でも、発達凸凹さんは「なんとなく」習得してくのはとても難しいのです。

「できない」わけではないのです「わかるように伝えてたらできます」。なので、曖昧な表現を避けて、具体的に話をするとトラブルは減ります。夫婦間や仕事で、時々思い違いがあってトラブルになることもありますよね。

こんな、行き違いで「言ってもできない」レッテルはられるのはとても辛いです。

 

例えば、自分がわからない言葉で簡単な指示をされて、それがわからず指示通り動けなくて相手に怒られた場合、あなたはどう思いますか?

そんなモヤモヤした感情を抱え続けることになるのです。

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